10/9 たずねびと【平和資料館出前授業】(5年生国語)

5年生、国語の授業の様子です。「たずねびと」という物語文の学習に関連し、埼玉県平和資料館の出前授業を行いました。

戦争を扱った国語の物語文として、3年生の「ちいちゃんのかげおくり」、4年生の「一つの花」は有名です。保護者の皆様も学習した方がいらっしゃると思います。「たずねびと」は2020年から扱われるようになり、2つのお話とは少し異なり、比較的今に近い感覚で、広島の原爆投下についてを取り上げています。

今日は物語の内容を補足するように、広島の原子爆弾投下について、様々な資料をご準備いただき、ご説明いただきました。

「爆心地は4000度もの熱のせいで、ほとんどの方が亡くなられた。」という話には、みんな一言も言葉を発することができない雰囲気になっていました。

説明を聞く以外にも持ってきていただいた資料について、見る時間がありました。兵隊の服装、出生時の様子、当時の服装や食べ物など、目で確認することで、戦争の悲惨さを実感することができました。

今年は戦後80年という節目の年で、戦争時の多くの話題が取り上げられています。子供たちの中には「とても大切なことであり、しっかり受け継いでいかなければならない。」と考えている子もいました。